歯茎の腫れ 腫れが引いたら治ったと思っていませんか?

Posted by | 12月 17, 2023 | その他 | No Comments

年末年始の歯茎の腫れ

歯周病(歯槽膿漏)はかつて”不治の病”と言われていました。
歯茎が腫れる疾患ですが、ひどいと顔が左右非対称になるほど腫れ、痛みと腫れで生活に支障が出るほど辛いです。
口臭の原因にもなり、放置すると最終的には手遅れとなり歯が自然に抜けることもあります。
現在は予防があり、歯周病になっても適切な管理(定期メンテナンス)で歯が抜け落ちることを
防げるようになりました。

ただし、一度歯周病になると完全には治りませんので予防が大切です。

疲れると歯茎が腫れる、寝不足で歯茎が腫れるのは歯周病が感染症だからです。
あなたが弱っていると免疫力が下がるので、歯周病菌が爆発的に増えます。
その後、免疫力で何とか歯周病菌を減らすと腫れがひいて治ったと思っていませんか?

治っていません、腫れが引いただけで、腫れる前より悪化した状態の可能性が高いです。

腫れる度に細菌が歯茎や、骨を溶かしています。
徐々に歯の周りの組織が無くなって、やがて歯がむき出しになると自然に抜けてしまいます。
適切なタイミングで抗生物質を飲むことも重要です。

寿命が長くなった今、歯のメンテナンスを忘れずに!
歯茎の状態をチェックするなら歯周病検査が最適です。

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